第2回(2月24日)の講演者は東京工業大学・総合理工学研究科 教授 原 正彦 (はら まさひこ)氏にご登壇いただき、超一流大学を優秀な成績で卒業し博士号を取得してもその後「さっぱり成果が出せない」研究者、いわゆる「うだつの上がらないポスドク(postdoc)=高学歴ワーキングプア」が激増していることが問題になっています。彼らが「うだつが上がらない」のはなぜか?とテーマにお話を頂きました。
【開催レポート】
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1980年東京工業大学・有機材料工学科卒業、1983年修士修了、1988年工学博士。1981年から82年まで文部省(当時)派遣留学生として、英国・マンチェスター大学物理学科に留学。1985年4月、理化学研究所の高分子化学研究室に研究員として採用され、1986年から分子素子、エキゾチックナノ材料、局所時空間機能、創発機能(後に揺律機能)などの研究チームを主管、また韓国ソウルの理研-HYU連携研究センター長、連携研究部門長を歴任。現在は東京工業大学教授、地球生命研究所・化学進化ラボユニット兼務、キャンパスアジアプログラム構想責任者、韓国ハンヤン大学客員教授、理研グローバル研究クラスタ客員主管研究員を務める。主たる研究領域は、自己組織化、ナノテクノロジー、走査型プローブ顕微鏡、バイオインターフェース、時空間機能、創発機能、揺律機能、バイオコンピュータ、バイオ情報処理、さらに化学進化と生命の起源と多岐に渡り、330報以上の論文発表などを通じて、それらの研究概念と専門用語を早くから提唱している。
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