REPORT2022.11.16

二子玉川実証実験 第2弾 レポート

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10月2日(日)から11月6日(日)まで、二子玉川商店街にて「Futako Heart Street 9(フタコハートストリート9)」が開催されました。 「ハートのあるお店 ハートにあふれた通り」をメインテーマに、各店頭に展示されたハートのアート作品を見ながら二子玉川の街を楽しめるイベントです。

そして11月3日(木)には「Futako Heart Street Day」と題してさまざまな催しが行われ、我々の二子玉川実証実験第2弾も実施されました! スタートアップ企業から参加したのは、株式会社テレポートとMasterVisions株式会社。今回は、その実証実験の様子をお届けします。

まず、こちらは株式会社テレポートが作成したWebサイト。それまで紙媒体だった広告をデジタル化し、二子玉川の街の情報を地域目線で一つにまとめました。 それぞれの情報をクリックまたはタップすると、そのホームページに飛ぶことができ、簡単に情報を得ることができます。

さらに、街歩きに活用できるのはKDDIが開発したXRプラットフォーム。 街にスマートフォンをかざすとアイコンが現れ、それをタップするとARナビゲーションで各スポットの情報が表示されます。 アイコンの種類はそのスポットに合ったものになっており、第1弾の実験と比べると、よりユーザーにとって分かりやすく、親しみやすいものになりました。
また、現地にいなくてもいつでもどこでも体験できる機能もあり、二子玉川をVRで楽しむことができます。

そして、ふれあい広場にあるステージではダンスパフォーマンスが行われ、MasterVisions株式会社が自由視点映像を撮影。 ステージの周りには、このようにたくさんのカメラがセッティングされました。この日撮影されたダンスパフォーマンスの映像は、360度どこからでも見ることが可能です。

また、イベントで盛り上がりを見せたのがフリーけん玉。アメリカのけん玉ブランド「SOL KENDAMA」チーム所属・Ayumu Haitaniさん(灰谷歩さん)と、 Kendama World Cup(KWC)2022ファイナリスト・JURYUさんという東京のけん玉シーンを牽引するお二人がイベントに参加されました。 さらに、北海道旭川市のけん玉チーム「sunao kendama」や、一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)も参加。 街のみなさんとけん玉を通して楽しい時間を共有し、子どもたちもみんな夢中になって遊んでいるようでした。

このように、今回は街のイベントと連携しながら進めた実証実験となりました。 街の情報をデジタル化することで、過去のイベントとして記録・保存しておくことが容易になり、次回のイベント開催にも役立ちます。 つまり街のスマートシティ化は、過去と未来をつなぐ。それにより、さらに魅力的な街づくりが実現可能になるのではないでしょうか。
今後もARの作り手と使い手、みんなの協力で街を作る『DX Yourself』をテーマに掲げ、最新技術の実用化を目指していきます。 今回の課題は、次回の実証実験で改良していく予定です。どうぞご期待ください!

▼二子玉川実証実験 第2弾の映像はこちら