REPORT2023.10.30

シナジーメディア実証実験&デジタル大山みちラリーin二子玉川 レポート

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9月21日(土)、二子玉川にてシナジーメディア株式会社の「グリーンアップサイクル®」プロジェクト×ARの実証実験が行われました。このプロジェクトは、古着など衣料廃棄物のアップサイクル事業で、シナジーメディア代表取締役社長の佐藤正一さんによって2022年に本格始動。「燃やさない」という選択で、新たな価値を提供しています。

我々Devcafe班が取材に伺うと、プランターに植えられた花がズラリ。このプランターは「グリーンアップサイクル®」によって再利用されたものなのだそう。そこに挿し込まれている園芸ラベルには「グリーンアップサイクル®」のロゴが記載されており、専用のカメラで読み取るとARが表示されます。このARでは、これまで燃やすか埋めるかしか選択肢がなかった衣料廃棄物を価値のあるモノとしてどのように再利用していくか、その過程を紹介しています。今回はデモという形で実証実験を行いましたが、無事にARが表示され、一般参加の方にもお試しいただく機会となりました。今後、このAR体験はさまざまな場面で活用されていく予定です。

また、同じく二子玉川では10月28日(土)に行われた「第14回二子玉川大山みちフェスティバル」の開催に伴い、10月11日(水)から28日(土)まで「デジタル大山みちラリーin二子玉川」が行われました。これは「二子玉川の大山みちを歩きながら街の歴史を発見しよう!」というテーマのもと、街中の石標を巡るという企画。クレヨンで石標の文字を写し取るアナログ版「大山みちラリー」に加えて、AR技術を取り入れたデジタル版として実施しました。フェスティバル当日は、カメラアプリで撮影した石標のARコンテンツを保存して3つ以上集めると、参加賞として先着50名に商品券が提供されました。
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「第14回二子玉川大山みちフェスティバル」当日の様子

実際に専用のカメラを石標にかざすと、写真のような文字が出現。タップしてみるとアバターが現れ、音声で解説を行ってくれました。

このようにARがさまざまなシーンで活用され、新しい事業やまちづくりを盛り上げています。今後もいろんな方たちとコラボレーションし、新しい取り組みにチャレンジしていきます!

実証実験後に行われた「世田谷区たまがわ花火大会」の様子