stuとDentsu Lab Tokyoが共同開発 ユーザー参加型ライブツール「LAIV」体験会レポート
近年、AIを活用した画像生成技術が飛躍的に進歩し、注目を集めています。このAI生成技術を活用して、株式会社stuはDentsu Lab Tokyoとともに、リアルタイム参加型バーチャルライブツールのプロトタイプ「LAIV」を開発しました。今回は、プロトタイプの試験運⽤第⼀弾として、V シンガーのhaju:harmonics との共創型バーチャルライブを実施。その体験会が4月14日(木)、stuのオフィスにて行われました。
まず、パソコンからライブに参加。画面上にあるテキスト記入欄に任意のプロンプト(テキスト)を記入すると、画像生成AIが自動でオリジナルの画像を生成します。そこで生成された画像は自動でライブ中の会場に投影され、アーティストと一緒に演出を盛り上げることができます。今回、我々Devcafe取材班も実際に触れて体験しました。
自分が生成した画像が、ライブ演出をリアルタイムで彩る。それが参加者の数だけ集まると、鮮やかでみんなのエネルギーに満ちたライブ空間を創り上げることができると感じました。“その瞬間にしか生まれない、唯一無二のライブ演出”というのも、このバーチャルライブの魅力の一つだと思います。
今後は、今回テキスト入力で行っていた画像生成も、声で話すだけで生成できるようにするなど、VRやAIになじみのない方にも使いやすくて触りやすいインターフェースに改良を重ねていきたいとのこと。あらゆるニーズに合わせながら、今後の展開を考えていくといいます。この「LAIV」が実用化され、誰もが簡単に楽しめるエンターテインメントとして世の中に普及する未来が楽しみです。