stuがカーボンニュートラルをテーマにした体験型イベントをプロデュース
支援先スタートアップである株式会社stuが、KDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」にて開催されているカーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)に向けた世界の取り組みについて学べる体験型イベント「Trim the EARTH~めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル~」において、プロジェクションマッピングを駆使した空間展示および施設全体のプロデュースを行いました。
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KDDIが進めている環境への取り組みの1つが「カーボンニュートラル」。これをテーマに、KDDIとstuが共創することで、テクノロジーとデザインを掛け合わせてエンターテインメント性にフォーカスしたコンテンツを実現。カーボンニュートラルという言葉に馴染みがない方たちにも楽しみながら学んでもらえるような体験を提供しています。
また、施設全体のプロデュースを行う上で大事なポイントが来場者の体験設計です。施設のエントランス、地下1階、1階の展示の導線において、それぞれ「興味を持つ」「楽しむ・感じる」「知る・考える」を役割として演出およびコンテンツを考案。来場者の来訪前・中・後の行動および心理変化を意識しながら、施設全体が一貫したコミュニケーションとなるように体験設計を行っています。
このイベントにDevcafe取材班も実際に行って体験してきました!
まず、海の中をイメージしたエントランスは視覚的にもきれいで「この場所で一体何が行われているのだろう?」という興味を促進。
さらに地下1階へ進むと、そこには壁全面に映し出されたプロジェクションマッピングの世界が広がっています。森、海、街の3つをテーマに5分ごとにデザインが変わる仕組みです。
入口で渡された双眼鏡型ARグラスで壁面の画像をのぞくと、双眼鏡上にカーボンニュートラルに向けた世界の取り組みに関する解説が浮かび上がります。また壁を触るとその動きに反応して変化が起こるなど、実際に見て触れて感じながら、普段は難しく思える環境問題も楽しく学ぶことができます。フロアには家族連れの来場者も多く、子どもたちはきれいなプロジェクションマッピングに興味津々。そこから環境問題への興味や関心にもつながる、良いきっかけの場となっているようでした。
そして1階の展示スペースは森をイメージしてデザインされ、地下1階で学んだことをさらに詳しく知ることができます。
最後に、環境問題に対して自分が取り組めることを考えてスマートフォンで投稿すると、その意見が大型モニターへ投影されます。他の来場者が考えた取り組みも見ることができるので、さらに新たな気付きも得られます。
我々Devcafe取材班も体験してみて、やはりただ解説を眺めるだけではなく、実際に自分が体験して学べることで興味や関心が高まりました。子どもから大人まで誰もがエンターテイメントとして楽しめるので、環境問題を知ることのハードルも下がると思います。このような“心に残る体験”が、自分の知らなかった世界へ目を向けるスタートラインになればいいなと感じました。今後もstuが創り出す新しいエンターテイメントにぜひご注目ください!