5Gモバイル標準化最前線★第3弾 5Gアプリケーション研究会(5GAG)

2016/06/10
5Gモバイル標準化最前線★第3弾 5Gアプリケーション研究会(5GAG)

 
■ 講演タイトル
5G時代の分散レッジャー技術と社会基盤
 
■ 講師
講師 : 慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員 斉藤賢爾氏

■ 内容
2008年、匿名の開発者サトシ・ナカモトにより、デジタル通貨システム「ビットコイン」を実現するための分散レッジャー (分散台帳) 技術として提案されたブロックチェーンは、今やデジタル通貨のみならず、契約や企業の自動経営まで、新たな社会基盤としての様々な応用可能性が取り沙汰されています。しかし、その技術的特性は意外なほど未だ周知されていません。
一方、5G 技術は広帯域・大容量・低電力の無線通信により IoT (Internet of Things) の新たな地平を拓くとも言われますが、現状のブロックチェーンには実時間システムに向かないという課題があり、IoT 環境ではその力を発揮できないという問題があります。
今回の研究会では、ブロックチェーンの技術を基礎から学ぶとともに、その課題を明らかにし、5G時代の社会基盤を形成するに足る新たな分散レッジャーの可能性を探ります。

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