REPORT2024.02.28

二子玉川学会にて「二子玉川5Gコミュニティプロジェクト活動報告」を行いました

メインビジュアル

2月16日(金)、東京都市大学 二子玉川夢キャンパスにて、二子玉川学会が行われました。夢キャンパスが2024年3月末に閉館するということで、今回がこの場所での最後の開催となります。この会の冒頭で、我がインフォシティグループの高野雅晴氏が二子玉川5Gコミュニティプロジェクトの活動報告を行いました。

インフォシティグループは、「Tokyo 5G Boosters Project」の2021年度の開発プロモーターに採択され、スタートアップの支援を続けてまいりました。その中で5Gを使った二子玉川の街づくりにおいても、街の方々と連携しながら取り組みを進めています。

今回、高野氏が報告した活動内容については、以下のリンクからご覧いただけます。

<2022年>
・3月 ARで生活を豊かにする二子玉川実証実験 第1弾
・11月 「Futako Heart Street Day」で行った、街の情報をデジタル化する二子玉川実証実験 第2弾

<2023年>
・2月 夢キャンパスで行われた「二子玉川5Gコミュニティプロジェクト意見交換会」
・6月 「二子玉川エリアマネジメントシンポジウム」に参加し、ChatGPTを使った実証実験
・9月 ミズベファンベースで行われた二子玉川学会
・9月 シナジーメディア株式会社が取り組んでいるグリーンアップサイクル事業でARの実証実験
・10月 「大山みちフェスティバル」の開催に合わせ、ARを使って大山みちを巡るデジタルラリー
・12月 京都府亀岡市と連携して、自由視点映像を使ったダンスのオンラインレッスン

その他にも、支援先スタートアップであるテレポート株式会社・平野氏は福岡県糸島市の街づくりに力を入れており、高野氏は「そこで使っている最新技術などを二子玉川の街づくりにも取り入れていけるといいのではないか」と語りました。
>「糸島メタバースイベント」レポートはこちら
>「糸島まちづくり構想ナイト」レポートはこちら

そして今回インフォシティグループは、2023年度の開発プロモーター・JRCエンジニアリング株式会社の支援先スタートアップである株式会社Spleanと連携して「AR絵本ラリー」という取り組みを進めるということで、Spleanの代表取締役・宮原氏も登壇しました。

「AR絵本ラリー」とは、Webに表示される街のスポットを回り、各スポットでお子様が主人公になるようなARを撮影。それが絵本の1ページとなり、全て撮影するとWeb上で完成した絵本を見ることができます。さらに、ご希望の方には実物の絵本を送付するサービスもあるということで、実際の絵本を見せながら紹介しました。

また、二子玉川の街により愛着を持っていただくため、絵本のストーリーの下には二子玉川の豆知識を記載。お子様が主人公になった絵本が無料でもらえるということで、参加者の方にもどんどんSNSにあげていただき、二子玉川の街をみんなで盛り上げていく。そんなプロダクトを目指しています。参加はお子様でなくても可能です。今後、「二子玉川花みず木フェスティバル」にて実際にイベントを開催予定とのこと。宮原氏は「初めての取り組みなので、事前にデモを重ねてから本番に臨みたい」と話しました。

その後、夢キャンパス閉館に伴い、東京都市大学の浦田氏が「夢キャンパスを振り返る」というテーマで講演を行いました。講演終了後、参加者が感想を話し合い、みなさんが夢キャンパス閉館を惜しみながらも前向きに進んでいこうとしている姿が見られ、未来への希望を感じる形で今回の二子玉川学会が締めくくられました。

インフォシティグループの「Tokyo 5G Boosters Project」の開発プロモーターとしての活動は今年度の3月をもって終了しますが、二子玉川学会で生まれたご縁から進んでいる「二子玉川5Gコミュニティプロジェクト」は今後も継続していきます。このDevcafeでも引き続き発信していきますので、今後の取り組みにもぜひご期待ください!